車中泊放浪の旅 九州編 16日目

令和4年4月26日 火曜日.. 大分県は国東半島にある道の駅 くにみで目を覚ましました。

ヴォクシーを道の駅の駐車場から、隣接するくにみ海浜公園の駐車場に移動して、

※くにみ海浜公園の駐車場は17時で閉められてしまうのです。

しょぼき即席ラーメンなど作って食べ、ブログを書いていた時です..

となりにマイクロバスが止まって、

「広い駐車場なんだから、わざわざ隣にとめるんじゃねいやい」怒..

バスの横には国東市 寄贈 馬場典子 平成30年3月とあります、

そのバスからスーツ姿の若者たちが大挙下りてきたのでした。

ヴォクシーのまわりをうろついたあげくに、先輩らしき青年がこの公園の成り立ちなどのレクチャーをはじめたのです、「いいですか皆さん、この公園は観光目的で作ったわけではありません、我が市に住む青少年の育成のために作った..」

「なんだよ.. いごこちわるいぞ」..

ひまそうにしていたバスの運転手さんにうかがったところ、この4月に国東市に採用された新人職員の研修とのことでした。

おいらにだって、あんな時代はあったんです..

青雲の志をもち？会社に入った.. いえ、志などもっていませんでした。その時に思ったのは今でも忘れません.. 「これで一生が決まった、所得も計算できるし、定年までじっと我慢の島倉千代子.. そんなことでおまえ満足できるのかい」なんてことでした..我慢の島倉千代子なんていう高等なる語彙力はそのころはまだもっていませんでしたけどね。

とにかくこれで、おいらの人生も終わったなと思ったのは実話です。

この中で、出世するやつ、首になるやつ、メンタルをやられるこ、ぶらさがりになるやつ..

このあと、彼らにどんな人生が待っているのでしょうか..

「 こだわるな、くだらん仕事になんかこだわるな、仕事で身体なんか壊すんじゃないぞ、まっいいか..なんて、ぶらさがってりゃどうにかなるさ..人生仕事だけじゃない、社会への貢献は会社の外にあるかもしれない」なんて、おせっかいなようだけれども..こころのなかでエールを送ってやったんです。

国東市というのは人口が約3万人で職員数は700名ばかりのようです、今朝見た新人職員は20名ばかりでしょうか、誰もがまともそうな顔をしておりました。「顔じゃわかんないけどね」..

ヴォクシーの周りを国東市の新人職員達にうろつかれた挙句に、先輩職員による研修などされ、耳はダンボで、ブログどころじゃありませんでした、ブログを公開したのは11時をまわっていました。

本日いよいよ国東半島から北九州を経て関門海峡を渡ります。

九州入りには関門トンネルを使ったのですが、帰りは関門橋を渡ろうかと..

橋を渡るには自動車専用道路をいかねばならないようです、道の駅 豊前おこしかけに寄ってその先から東九州自動車道に乗りました。

強雨の降る中、関門橋を渡り..

下関で下りました。

この旅はじめてのETCレーンを通過して..料金は￥2,000-弱

下道で萩へ、

道の駅 萩往還に到着です。

半端ない強雨に車から下りるのもいとわれましたが..

道の駅にある松陰記念館なるものを見学させていただきました。

蝋人形の仲間に入って 松陰先生のお言葉など聴き..

あまり好きではありませんが、いや大嫌いな山県有朋の立像の写真など撮り..

道の駅　萩往還をあとにしたのです。

萩で日帰り入浴をしようかとも思いましたが、どこもお値段が高いようで、

萩 阿武川温泉は残念ながら火曜日でお休みだし.. 少しでも距離を稼ぎたかったので道の駅 津和野温泉へ行くことにしました。

雨の中、田舎道を津和野まで、 ブイブイ.. ブイブイ..

道の駅 津和野温泉に到着、ヴォクシーをトイレのすぐ脇に停めました。

風呂を済ませて、夕飯にしました。

明日は雨が上がればいいんですが.. 今日はここまで、明日に続きます。

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