車中泊放浪の旅 北海道編 47日目

令和3年8月21日 土曜日.. 4時に起床

今日.. 知床羅臼温泉野営場を出て行きます、知床旅情の歌詞じゃないけれども..

「知床の岬にアキアジが来る頃～♪、俺は出て行く、峠は越えないで.. 忘れちゃいやだよ札幌のおばちゃま、仲良くくらせよ八王子のご夫妻さん～」♫なんて替え歌を歌いながら寝床を上げました..

野営場を出ようとすると、鹿の家族が見送りに来てくれました.. 手前には気まぐれカラスも来ているようです。

今朝はいつもより早い時間に丘へ上がりました。

「なぜ」？..

知床旅情の歌詞の中に、「丘にのぼれば、はるか国後に白夜が明ける」♪なんてくだりがあるもんで..

見れるものなら見たいと思ったのです。

トントントンと望郷の森にある展望台へ上がって..

国後方面を見てみれば..いままさに白夜が明けようとしております。

ただ残念なのは国後島が見えないのです。

羅臼の町場はくっきりと見えているのに、海上が濃霧に覆われてしまって..

しばらく様子を見ていると、

上半分が現れて..

全部現れ一件落着.. 白夜かどうかはわかりませんが、とりあえず白夜が明けたということにして、ブログ更新作業に取り掛かりました。

なんか今朝も手こずりそうな予感がして、集中できずに苦戦していると..

前を横切る一頭のキツネが.. 今まで見てきたどのキツネよりも頭一つ大きいようながっしりとしたキツネでした。

ブログを無事にアップして、野営場に戻り朝飯を食べて身の周りを片付けていると、

札幌ナンバーのキャンピングカーの奥様が現れて.. 「ブログみたわよ、あんたウケを狙いすぎよ..」なんて叱られてしまいました。

そのあと気さくに朝の立ち話などして..

札幌の奥様が言うところによれば..

「今朝、熊の湯に行ったら.. 20代くらいの大層美人な女性がいてね」..

「早朝から漁港で釣りをして鮭を2本も釣り上げてきたって言っていたのよ」なんて..

そんな情報を得たことからでしょうか、札幌のご夫妻はもう１泊してサケ釣りをするんだと

おいらを残して羅臼の漁港へ出ていきました..

旦那様とも今朝お話をしましたが、シャイどころか、普通に話す感じの良い先輩でした。

名刺をいただき、また来年どこかでお会いしましょうなんてお別れした次第です。

おいらも行きます、知床 羅臼の温泉野営場をあとに..根室を目指しました。

途中 標津のセイコーマートで昼飯でも食べようかと..

店に入るとゴミ箱がふさがれていたので、

「弁当とお茶を買って、ここの駐車場でササッと食べていくから、ゴミは処分してくださいよ」と言ったら.. 了解しましたといってくれたので、

かつ丼など買ってセイコーマートの駐車場で昼飯としました。

昼飯を済ませて.. ブイブイ行きます

ネズミ捕りに注意して要所要所はゆっくりと走り、あえて遅く走って追い越してもらってからその後ろを走るなどなど.. 免停にはなりたくないので運転には注意しております。

大きな橋を渡ると根室市街はあともう少しのはずです..

やがて道は3車線になり、根室市街に入りました。

頭の中はいい記憶だけが残っております.. 7月に根室港で釣ったクロガシラ（カレイ）です。

きっと今夜もあんなのが釣れるはずだと.. 余裕のよっちゃん。

堤防で夜釣りをして、眠くなったらその場で車中泊をするために食料は途中のスーパーで調達しました。

根室港の前回釣った同じ場所で竿を出しました。

「そのうちくるに違いないぞ」なんて初めのうちは自信満々..

そのうち辺りが暗くなってくると小さな当たりが出はじめましたが、針にはかからず..

寒くて、寒くて、たまりません。

「いちやめたっと」なんちゃって.. 何をやっても昔からあきらめがはやいんです。

ササッと竿を片付けて、明治公園へ向かいました。

今夜はここでお世話になり、明日は釧路の音別へ向かいます。

25日水曜日の朝のフェリーに乗らねばならないので時間はあまりありません。

羅臼で買った刺身用の水だこの足は醤油で甘辛く煮てみました、食べてみたら味は最高..

明日以降は板氷などいりません、もう料理などしませんので。

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