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2022 夏の北海道へ(16日目)

令和4年7月5日..

霧に抱かれた静かな朝、ここは知床 羅臼温泉野営場です。

会うは別れの始めなどと申しますが、昨日お会いした新潟の先輩は今このキャンプ場を離れようとしております。

「ヴォクシーの横須賀さんでしょ」なんて話しかけられたことから、会話がはずんで、

雨さえ降らなければお酒をご一緒させてもらったのに..

70歳になる先輩は現役時代は無趣味で、お酒とお〇〇〇しか興味が無かったとか.. 退職を機にはじめたのがカメラだったそうです。地元のカメラ同好会に入会して、月に一度会員たちが作品を互いに見せ合うのだそうで、いい写真を撮りたいと北海道を訪れたそうです。

「そうですか.. いい写真を撮れることを祈っております、またどこかでお会いさせていただきます」..

「それから、ブログの方はマジに読まなくても結構ですので、気になった広告でもあればクリックしていただければ.. それがおいらの旅の資金になりますもんで」なんてお願いしたりして。

「お気をつけて旅をお続けください」..「またどこかで」..

ブーン.. いってしまいました

  シーン….

放浪旅はこんなことの繰り返しなのです。

去る人もいれば、来る人もいます..

釣りの支度を整えて、さあ行こうかと思っていたやさきに、

なにか見覚えのあるバラックを載せたトラックが。

「むーちん師匠じゃね」.. 「そうだ.. 師匠だ」.. 「師匠~」なんて声をかけたら..

スタスタスタスタ..「オッハー.. 横須賀さんお久しぶり」..

「ずいぶんふけたんじゃね」なんて..

「悪いけど手伝ってくれる」?..

「これから釣りに行くから無理」!

なにをやりだすのかと思って見ていたら、一生懸命にブルーシートを張っております。

なにかうまくいかないのでしょう、頭をかかえております。

それをみた島津 亜矢先輩が、駆け寄っていき..

二人でなにやら相談をはじめました。

「勝手にやっててよ」なんて..

おいらはオショロコマを釣りにいったのです。

こちら↑が亜矢先輩のキャンピングカーです。

むーちん師匠と亜矢先輩の関係を知りたい方はこちらから → 青の風に吹かれて

羅臼温泉野営場に熊が..

釣りから帰ってブログを書いていると、鹿だ鹿だと言う声が、

その直後に熊だ熊だという声も.. 「鹿なのか熊なのか、いったいどっちよ」..

熊を目撃したのは自転車に乗っている↑野田の親爺さんで、ふと見ると1mくらいの熊を駐車場を取り囲む藪の中に発見。

熊だと叫ぶと、熊は突然走り出したとか..

たしかにおいらもバサバサッと藪をかきわける大きな音を聞いたのです。

しばらくすると羅臼町役場の職員2人が上の写真の注意書きをもって野営場を訪れ、利用者に注意を促し帰って行きました。

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まったりとした時間が流れて..

暮れなずむ羅臼温泉野営場

さあさ、大宴会のはじまりです。炭を熾すは赤いベンツのキャンピングカーの金沢の先輩..

魚を焼くのはおいらの仕事.. とうしろには任せられま千昌夫。

強火の遠火でじっくり、こんがりと..いい焼け具合ですね。

さあ呑むといたしましょうか、

初めて出会った方々が一堂に会して、あっちでグビグビ..こっちでグビグビ..

羅臼温泉野営場の夜は更けていったのです。

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コメント

  1. コッチ より:

    いやあぶじにであてよかったよかった♪
    じかいはぜひごいっしょに✨✨✨

  2. 石岡のみっちゃん より:

    うらやましい…。
    大宴会…。旅の中で一番楽しい時間ですね!
    私もできれば羅臼に飛んでいきたいくらいです。
    知床での滞在、楽しまれてください。
    (私はまだ一か月先です…。)

    • 横須賀放浪者 より:

      むーちんさんが青の酒場なんてもんを開いてしまったもんで.. おいらは地道にそこで働かせてもらっています。