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仕事探しに横須賀中央へ

今日も雨だす..

桜が咲いております、三浦半島は横須賀の桜が..

サラリーマンや学生諸君に混じって、京急 横須賀中央駅で電車を下りて、

そぼ降る雨の横須賀の町場を抜けて、

やって来たのはハローワーク横須賀

ガラガラッと引き戸を開けて、

何かいい仕事はないものかと、60才以上対象のシニア特集なる掲示板に目をやりました。

下水処理場の管理業務に墓場の掃除.. 希望では週に2日の労働で¥80,000-/月ばかり稼げれば十分なんですが..

「ご希望にそえるのがあればいいのですが」と相談員の姉様がパソコンを叩いて、2,3の仕事を紹介してくれましたが.. .. ..

折り合い付かずに、ハローワークをあとにしました。

雨上がりの横須賀の町場を駅に向かって戻ってくれば、おりょう会館なるビルの入り口に女性の銅像がひとつ..

幕末維新に活躍し、薩長同盟や大政奉還を成し遂げたという、あの土佐の坂本竜馬の妻(おりょう)が老後 暮らしたという跡地を発見.. 灯台下暗しでした。

かかりつけの病院から100mしか離れていないところに、おりょうが住んでいたとは..驚き桃の木でした。

痛風の薬がのこり10粒ばかりで、このまましまなみ海道ポタリングへ出るわけにもいかずに、やって来たから見つけることができたのです。

「まっ、そんなことはたいしたことじゃないけど」..

病院に入って驚いたのは、いつもと違う半端ない混み方でした。まだ10時だというのに.. 待合室の椅子は満席、患者のほとんどがおいらより先輩で、立って待つしかありませんでした。立ちは.. 呑み屋だけで充分ですね..

血液検査の結果は満足のいくものでした。

痛風の薬を3か月分貰いました、四国の旅と東北の旅にはこれだけあれば余裕のよっちゃん、北海道放浪旅の前にも一度来れば秋まで楽勝です。

今日の用事はこれにておしまい。

あとは焼酎をあおるだけ..

ガラガラッと引き戸を開けて、うえかど4番の席につくなり..

「ホッピー氷入りに、いわし刺しと湯豆腐半分をおねがいします」..

右隣の先輩.. どこかであったような気がしていましたが.. .. ..?

思い出しました、京急三崎口駅のそばに住んでいる農家のおじさんです。

「三浦で大根を作らせたら、俺に勝てるやつはいない.. 兄さん、農業をやりたいなら畑を貸してやるから、やってみないかね」.. なんて誘い掛けられたのは、サラリーマン時代の最後の年、今から2年前のことでした。

その時、呑んだいきおいで.. 「やります」なんて言いそうになったけれども、家へ帰ってよくよく考えたら.. 農業なんかをはじめたら、放浪旅に出られなくなることに気が付いて.. やめておきました。

あれから2年、先輩は80才になられたようです。

本日も話が弾んでしまって.. 中央酒場に長居しすぎました。中央酒場が立ちじゃなくてよかったです。

大根農家の先輩はもう一軒行くみたいなので、店を出たところで別れましたが..

駅について驚きました、3時間近くも呑んでたみたいです。 これじゃ身体にいいわけないのに、分かっているのにやめられない..

京急横須賀中央駅から電車に乗って三崎口駅へ、ちょうどバスが来たので、それに飛び乗って..

3時間近くも会話が弾んで呑んでたもんで気分は爽快、気が付けば朝降っていた雨もあがって、天気まで快晴になっていました。

やっぱり雨の桜よりも、快晴に咲く桜がいいですね。「ハッピー」!なんちゃって..

雨の横須賀町場を徘徊(ルート地図

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