続 おしんにはまってさあ大変

今日は令和２年3月15日の日曜日です、昨日の雨とは うってかわって風も穏やかな暖かな一日でした。東北の空はなんて綺麗なんでしょうか、少女”おしん”の心のようです。

昨夜は夜中の２時過ぎまでNHKオンデマンドで”おしん”を観ました…、そして今日もまた朝の７時頃から11時頃まで “おしん” を観ました…. 「なんていい作品なんじゃい、涙、涙、」… なんだか心が浄化されたように感じました。良い作品というのは人の心根を良き方向に導いてくれるようです。少女編の36作を全て観ました、腹も減ったしシーフードカツカレーでも食べに行こうかとタマモの準備を始めました… 「前輪取り付けOK、空気圧OK、ブレーキもOK」…

サ～っと、県境（宮城県と福島県）を目指します… 「負けるもんか～」… 何に負けるもんかなんでしょうか？「オウヨ～、世の中の理不尽さと幼きおしんがなぜ親元を離れてまでガキのくせに労働をしなけりゃいけないのかという事象等についてよ～」…

完全にハマってしまいました NHK朝の連続テレビ小説”おしん”… 大好きだったはずの”スカーレット”を完全にぶち抜いてしまいました。

本日の山元町の空も綺麗です… 町が貧しいもんで、産業が発展しないもんだから… 光化学スモッグなどは… 「親爺さん… それなんですかは～」とケン坊が知りたがります。「これを経験した街こそが…産業国家の一員のあかしよ～、ただ～し、知らね～方が身のためだぜ」…　なんちゃって

そんなこんなで、ギコギコ漕いで県境までやってきました。「この先からが福島県よ～」…「ご無沙汰しておりました、失礼いたします」…

この先が相馬の工業地帯なんです… 「あともう少しの辛抱じゃい」…

松川浦の大橋の下をくぐって左手に海を観ながらしばらく進むと… おいかわさんのお店が見えるはずです、青壁が見えて「よっしゃー！… シーフードカツカレーを注文するんじゃい」… 店に近づいてみれば、なにやらシーンとしておりました…

「本日休業？〇✖▽」…　おいらはどうすればいいのでしょうか？

そんなこんなで、何軒か心当たりの店を周ったんですが、どこも行列… 「そうだ、あの とんかつ屋だったら」…　駐車場には結構な数の車が停まっておりましたが、おいらと入れ替わりに集団の客が二組ほど出て行ったもんで、 すでに店の入り口付近には行列はありませんでした。テーブル席にも付くことはできましたが、カウンター席を選びました。

エビフライミックスの定食を注文しました… 大きなエビフライとチキンかつに白身魚のフライから成ります、it’s good ! 　今回が二度目の来店でしたがあいかわらず千切りキャベツもてんこ盛りだし、カツの揚げ具合も絶品でした。

昨夜から今日の午前中にかけて 一気におしんの少女編（36話）を観てしまったおいらの頭脳はおしんの世界に洗脳状態…

店のおば～ちゃんがおしんのばっちゃんに見えてしまって、「とんかつ屋の若い衆がてきぱきと労働をしているのに、ここの ばっちゃん は雑誌などをぼんやりと眺めているだけ… こういうのが、ドラマの中によくでてくるセリフの”役立たずのごくつぶし”というやつじゃないかと…、お客さんが「ごちそうさま」といったとたんに、雑誌を置いて会計の仕事をテキパキとさばきます… 「おっとこれは、おしんのばっちゃんじゃありません、これは酒田の米問屋”加賀屋””の大女将みたいだ～…おしんの中でのお話です」…　おしんをご存じのお方には分かると思いますが、でないお方には意味不明の文章でしょうが… このブログを機会に、おしんドラマをちと観てくだされば幸いです。だまされたと思って観てみてください、パソコンがあるならばNHKオンデマンドの契約をして￥990/一か月で視聴できると思われます… もしかすると、新たなる人生の肥やしになるんじゃないかと… 行き詰っているように感じている人生ならばちと覗いてみる価値のある作品だと おいらは思います。

14時半になると店は一旦閉めるようで、店内がやおら慌ただしくなり、若い姉～様が暖簾を片付けております。「ごちそうさまです」… ばっちゃまが雑誌を脇机に置いて、「エビフライミックス定食でしたな～￥1,570です」… ￥2,000を差し出すと、釣銭を数えながら「兄さん、自転車ですかな？… どちらからお越しで」… 「山元町からです」… 「今日はいい天気でよかったですな～ お気をつけて帰ってくだされ」… 「天気はいいんだけれど、風が冷たっくって」…

昨日（３月１４日 土曜日）、JR常磐線が全線開通（復旧）いたしました。そんな電車を見ていると、なんともいえぬ気持になります… 「よくぞここまで」

この道路だって↑… 福島県相馬から宮城県の亘理町まで来春には開通するはずです。土地の人々は県道相馬亘理線（ケンドウソウマワタリセン）と呼んでおります。

この嵩上げ道路（津波防波堤の役割も果たす）の工事が完了すれば、山元町の復興も無時完了するはずです..

「こんだら道路がよ～、全線できればよ～、おいかわのシーフードカツカレーが簡単に食べにいけただがよ～、でんもよ～、おら～こんでやまもんとの町は出なけりゃならんばってん… 寂しかこつはあるばってんが、しょうがね～ぞなもし～」… おそらくこの道路も来年の今頃には開通しているはずです。あと一年残れば、晴れの開通を見ることが出来るんでしょうが、「いいんだよ～、男は引き際が大切なのよ～」… 「物事の最後をまとめるのは切れ者の仕事で、おいらはその器じゃねいのさ」…

44Kmも走ってしまいました… 「漕ぎながら色々と考えてみたんです」… 　今後のこのブログの事などを ⇒ このままやっていても、鳴かず飛ばずで… こんなのはどうでしょうかと、このブログを小説風にアレンジして、月曜日から土曜日に投稿をする、朝の８時になったら公開して…ブログの名は朝の連続ブログ小説「おじん」… 貧しい家に生まれた少年が、世の荒波にもまれて、成人して東日本大震災の現場作業の奉公にでる、その経験を糧にして老後の人生を送ってゆくという作品…もしかしたらいけるかもしれないなどと…

シャワーを浴びて、44Kmも走ったもんで、ご褒美に手作りのとり皮串焼きを焼いて…

テレビの前で、しゃぶりつきました…

テレビが面白くないので、「そうだ、オンデマンドでおしん（青春編）を観よう」… 「日曜日の夜だぜ… 早く寝ないと」、「ブログは書いたのかい？」… 「関係ねいやい、今夜はおしんを観るんじゃい」…　そんなこんなでブログも書かずにおしんを観ながら眠ってしまいました。

毎日のブログ更新はきついものがあります。通勤時間の無い東北のとある町の今ですら時に午前様になるしまつで、横須賀に帰ったらと思うと… ゾッとします。「下の60代オヤジや車中泊の旅のバナーのクリックをお願いいたします」 バナーをクリックしていただけることがブログ投稿パワーの源になるんです…ペコリ ペコリ