ぶよにくわれてハゼ釣りは中止、追波川をあとにして道の駅 上品の郷に併設されているふたごの湯に浸かって「このあとどうしよ」..
北上して岩手県でハゼ釣りをするのもいいかと思いましたが、おそらく釣れないだろうと、山形から福島を彷徨って帰ることにしたんです。
そんなこんなで道の駅 上品の郷をあとに、三陸沿岸自動車道の矢本パーキングエリアで一晩おせわになることにしました。
翌 30日は国道45号線で松島から塩釜とぬけて仙台を目指したんです、仙台から川崎町を抜けて山形市へ出るつもりでした。
ヴォクシーを走らせていて途中スマホに着信が有りましたが、見慣れぬ電話番号にだんまりを決め込こんでそのまま放置..
東日本大震災の津波被害にあった仙台市 荒浜地区に整備された公園で昼飯をとろうかと、ヴォクシーを駐車場に停めて、
まずは震災遺構の見学から、
津波被害にあった住宅跡に、
震災を風化させないために建てられた 荒浜の記憶の鐘↑などを見学。
震災当時は約800世帯が住んでいたという地域一帯は現在 震災遺構や公園に再整備されておりました。
広い駐車場の端を借りて、昼飯を食べていたら、
スマホに着信が.. さきほどかかってきた同じ番号です。
「しつこいなー」.. 誰からの着信なのかわからないので、「はい」とだけこたえて電話に出ました。
「横須賀さんの携帯でよろしいでしょうか」?.. 「はい、横須賀ですが」..
電話は○○信用金庫の職員を名乗る男からで、私の紛失した財布が塩釜警察署に届けられていること、そして警察の担当者の名前と連絡先電話番号まで告げられて、
「冗談だろうが」.. 財布を落とした覚えはないし、もしやオレオレ詐欺じゃないかと思いました。
電話を切ったあとヴォクシーの車内を探すと.. 財布がありません。
教えられた電話番号に電話をかけるのも気持ちがわるかったので、塩釜警察署の電話番号をスマホで調べてみたら、先ほど教えてもらった番号と同じで、オレオレ詐欺でないことは確認できました。
「いつ財布を落としたんだろう」.. わかりま千昌夫
荒浜と塩釜とは距離にして15kmほどです、最初の電話に出ていればよかったと思いました。
「塩釜警察署はここでしょか」?..
こちらが宮城県は塩釜警察署↑になります、まさか旅先でお上のおせわになるなんて..
会計課の窓口に赴き、財布を無くした件をつたえて財布を貰ってきました。対応してくれた職員の話によると、財布が落ちていたのは9月29日 木曜日に車中泊した三陸沿岸道路の矢本パーキングエリアの道路上で、利府にお住いの方が29日の夕方に拾って、その日のうちに地元の交番に届けてくれたそうで、名前は名乗らなかったとのこと。
財布は中身ごとすべて戻って来ました。正直な方に拾ってもらってたすかりました、拾っていただいた方へは感謝の気持ちでいっぱいです。
そんなこんなで、山形から福島を周って帰る気も失せてしまって、常磐自動車に乗って一気に三浦へ帰ることにしました。
そのまま帰れば21時30分頃には家へ着いたはずですが、夜間走行をしたくなかったので、
常磐自動車の東海パーキングエリアに一泊して、10月1日 土曜日の早朝三浦を目指しました。
5泊6日の東北のハゼ釣りでしたが、釣をしたのは半日だけ、名前負けした放浪旅でした..
東北でハゼ釣り(5日目)ルート図↑ A:三陸沿岸道路 矢本PA(上り), E:塩釜 , F:震災遺構 仙台市荒浜 , I:常磐自動車東海PA(上り)
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