北海道放浪12日目の夜の話になります。
昼間、阿寒湖周辺を徘徊して白樺の湯に浸り、キャンプ場に戻ると、いい時間になっていました。
バケツコンロの炭をおこしていると、微熟女↑の登場..
「これで帰りますから、ペットボトルのことは明日の管理員へ申し送りをしておいたから」..
「気をつけてお帰りください、おせわになりました」なんて..
写真のお姉様はキャンプ場の管理員さん、名前は知りません。
今朝、連泊の手続きをしにいくと、クーラーボックスの氷がないと大変でしょうと、冷凍庫から500mLのペットボトルを2本だしてくれたんです。
このあたりには大きなスーパーはないし、コンビニで板氷でも買おうかと思っていたやさきのことに「ラッキー池田」..
「とにかく、ここのお水はおいしいから、融けたら飲料水として飲めますからね」なんて.. 管理員さん
たしかに、ここ阿寒湖畔キャンプ場の水は最高のようです。
その名も「くしろ 阿寒100年水」.. 炊事場の標示板によると、
100年前の雨や雪が雌阿寒岳の地肌に濾過され、100年ののち、再び地表に流れ出て来る..
そんなことを知ってしまって、空になったペットボトルにこの水を入れて管理員のおばちゃんに頼んだんです。
「このペットボトルを冷凍庫に入れておいてくれませんかねー」って..
そしたら、気持ちよく了解してくれて、そのことを明日の管理員さんに申し送りまでしてくれたようです。
朝いただいたペットボトルも、そろそろ飲み頃じゃないかと..
豚みそホルモンには、頂き物の霧島酒造の茜(あかね)の水割りに決定。
茜は津軽海峡フェリーの駐車場で再会したQ太郎さんに貰った芋焼酎です。
※Q太郎さんはコメントをよくくれる、車中泊仲間。
鹿児島の芋焼酎を北海道は阿寒の天然水で割るなんて、たまりま千昌夫。
そんなこんなで一人でグビグビ..
焼き物をすべて食べ切り、炭だけがメラメラ..
そのあとが大変でした、3人の親爺が勝手気ままにつかっていたバーベキュー棟に20人ばかりの若き男女が来襲してきたのです。
4つしかないバーベキュー台は3人の親爺が1台ずつ使っていたもんで、あとから来た20人の若者達は残りの1台にとりつき炭を熾しはじめました。バケツコンロの燃え残りの炭を若者達のバーベキュー台に入れてやって、「お礼はいらないから写真を撮らせてね」なんてパシッと一枚、訊けば釧路教育大学の学生だとか、金髪の兄さんがいたので、「学校の先生になるんだ」?..と訊いたら、「はい、先生になります」なんて..
その間、徳島から来た先輩が自分が使っていた台を片付けて、それを若者達に空けて外のテーブルへ移動..
それにつられて千葉の親爺とおいらも外のテーブルへ、
バーベキュー棟から聞こえてくる黄色い声に、親爺達はタジタジ..でグビグビ
若者達が親爺達をひとつにまとめてくれたかたちになりました。
そのうちかわゆい姉さんが「炭どうもありがとうございました」なんて、おいらになにかを手渡したんです。「まさか、ラブレターじゃね」なんて.. ある訳はなし。
明るいところで見てみたら、こまいでした。
徳島と習志野と横須賀の親爺が3人、車中泊つながりというのか年金親爺つながりなのか、若者達のおかげで一つにまとまり、若人の黄色い声をBGMにこまいを肴に茜のお湯割りをグビグビ..グビグビ..、阿寒の夜は更けていったのでした。
おしまい..
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コメント
若者たちにきっかけ貰ったオヤジ様達の宴会。良いですね〜
そこでおいらが贈った「茜霧島」も良い仕事ぶり…
来週、娘の披露宴が終わったら追っかけますよ💨
また逢う日まで、逢える時までに、茜はおそらくなくなってますよ、きっと。