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年金暮らしの極意(その1)

隠れがを持ちませんか?.. 年金親爺には寝泊まりのできる車があれば最高ですよ。

サラリーマン人生は苦労の連続でしたが、年金暮らしも思ったほど楽じゃありませんね..

金は無いけど時間ならある、ぶっちゃけ、それが年金暮らしかと、それをベースに過ごした2年間でした。

サラリーマン時代の通勤地獄に上司や同僚、お客様とのかかわり合い.. そんなのから解き放たれて、やっとアリがキリギリスへと変身したと思っていたのに、実はそれが勘違いだったことに気付きました。それが上の写真のスーパーのたけのこご飯弁当につながるわけなんですが..「わっかるかなー、わからないだろうなー」..

本日は三浦半島 長浜駐車場に停めたヴォクシーの車内で時間つぶし..

スーパーヤオコーでたけのこご飯弁当を調達して、ウクレレと司馬遼太郎の「この国のかたち」も持ってきています、宝焼酎ハイボールや缶ビールも、冷え冷えでクーラーボックスに満タン.. これに肴でもあれば3泊は楽勝でしょか。

たけのこご飯が胸につかえた拍子に.. 「ビールで流すっきゃないぞ」なんてグビっといってしまいました。「あちゃー」..これで動きがとれなくなって、こんなことになるんじゃないかと.. 想定内ですが、

こんなことになるはずだと、ウクレレを持ってきました。酔いさましに知床旅情→ 遠くへ行きたい→ 琵琶湖周航の歌→ イムジン河と練習して、ウクレレにあきたところでこんどは読書、司馬遼太郎の「この国のかたち」.. この本、最初に読んだのが30代後半で次が50代.. そして今回60代で読みなおしていますが、人生を重ねた分だけ前回読み取れなかった部分が理解できたりして.. 「この国のかたち」は養老孟子氏の「無思想の発見」のベースになっているんじゃないかと.. 「言わんとしていることが、まったく同じじゃないかい」なんて..

そのうちに眠くなってしまって、グーすや.. 

携帯電話のアラームに目を覚ましたら、町内会役員からでした。

携帯を切って..ゲゲッとしました、外は漆黒の闇だし、時刻は19時20分です。

働いてもいないのに、相当に疲れているのか..

さあ、家へ帰るといたしましょうか.. 気は進まないけど。

働き者のアリが会社を辞めて、晴れてキリギリスのような気楽な暮らしができると思っていたところ..

年金暮らしは嫁との挿しの暮らしで、緩衝材となる子供らは家を出て、通勤もないので1日中二人きり.. 嫁の顔色を窺い常に何か文句を言われるんじゃないかという緊張感が「たまらないのです」..「男はつらいよ」.. 「なんだか、カマキリのつがいみたいだぞ」なんて..

同じ緑色でも、キリギリスとカマキリじゃ違います、キリギリスは貧しさに負けて冬を越せずに一生を終えるとするなら、カマキリの雄は生きたまま雌に食べられて一生を終える.. おいらはもしやカマキリの雄じゃないかと.. 凶暴なるカマキリ夫人の鎌に触れぬように、時にはスッと身を隠すことも、

適度な間合いを取るのが、老夫婦互いのためじゃないかと..

年金親爺の放浪旅は、老夫婦にとっての必要不可欠なる行動じゃないかと思うのですが、いかがでしょうか?..そんなことに役立つのが車中泊が出来る車なのです。 

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