毎日愉快に過ごす街角

横須賀 中央酒場のホルモン炒めです⇩..

63歳で退職して1年365連休の年金暮らしを2年間過ごしてみました、が.. はじめのうちは新鮮で楽しかったのに、仕事の憂さがなくなると、なんだか毎日がつまらなくなって、年金だけじゃヴォクシーを維持するのも厳しかったし.. 軽箱バンに乗り換えたら、「ヴォクシーがゆく」じゃなくなるし..　

そんなこんなで仕事をすることにしました。

毎日愉快に通勤する街角.. 現役時代はそんな気持ちになれなかったのに、なぜか不思議と通勤が苦にならないんです。

毎日愉快に通勤する街角の中でも、そそられるのが上大岡の京急百貨店の1階にあるイートインコーナーです。朝飯のえきそばを食べるために立ち寄って、ここで「三浦モードから横浜モードに変身」なんちゃって.. 気合いを入れてから地下鉄に乗り換えるんですが、朝飯を食べている人がほとんどですが、なかには憂鬱そうな顔をしてうなだれている青年なんかもいるんです。

「仕事の憂さが溜まった顔だぜ、あれは」.. 経験者にはわかります。

そんな青年を見るたび「辞めちゃえ、身体を壊す前に辞めちゃえ、仕事なんか」なんて無責任に心の底から念を送ったりして..

毎朝、ひとりかふたりはそんな青年を見かけますね。

こっちは、仕事のストレスでつぶれそうになれば.. 「やーめた」なんて再び年金暮らしに戻ればいいから、余裕のよっちゃん。「今日は何にしようか」？.. なんてそばを選ぶのに悩んでます。

毎朝通勤で歩く馬車道あたりはちとおしゃれで、横浜の風情なんかを感じちゃって、ちとナウい感じ..今朝はいいものを発見、通常￥1,200-のヒレカツ弁当が￥500-だとか、

午前の仕事を済ませて、さっそく昼休みに買いに行きました。

食べたら旨いこと、これで￥500-だなんて、やっぱり関内辺りは店がおおいから買い手市場なんでしょか。

午後の仕事も無事に済ませて、久しぶりに「寄り道して帰ろうか」なんて気分に..

明日は金曜休みだし、帰りに独り中央酒場へ、ガラガラッと引き戸を開けて、

下角2番のカウンター席についたとたん.. バシッ！といいちこのボトルを置かれたもんで、びっくりしました。「何で割りますか」？なんて訊かれたから、「ホッピー」と答えたら、白ホッピーに氷をいれたホッピー用のジョッキがでてきました。「わかってるじゃないの」..常連扱いされたみたいで、ちと気分がよかったです、やっこ半丁にホルモン炒めを注文して.. グビッとホッピーを呑んだら、仕事を辞めてから呑んだホッピーの中では最高の味でした、仕事の憂さがでてきたのか？、来週からは毎日寄り道しそうな予感..

先週は19時前には家に帰りついたのに、今日は20時ちと前でした.. 太田裕美の歌じゃないけど、都会の絵の具に染まりそうで、うれしいような怖いような、どきどきしちゃう親爺の胸。仕事の憂さと小銭を貯めて、来春車中泊放浪に出たならば、今年の旅（しまなみ海道、北海道放浪）より数段楽しい旅になるような、そんな気がします。