最後の花金…

本日最後の花金ということで午後から有給休暇をいただき、野毛 歓楽街を目指すことにしたんです… コロナ禍なので当然一人呑みです。

うららかなる春の陽気と、仕事から解放された安堵感に気分は最高絶好調「野毛にいったら、どこにしようかな」なんて…

ぶらりぶらりと野毛まで歩いていくことにしました。

今日の目的地は横浜を代表する歓楽街の野毛なのですが、ちと調べたいことがあったもんで、あえて遠回りをして…

南区 万世町一丁目を経由していくことにしました…「ここだ、ここだ… おそらくここに違いない」… おいらのブログの師匠である青風のむーちんさんが横浜で単身生活をしていたのがこの辺りだったことは師匠のブログ「青の風に吹かれて」で確認済、そこをちと掘り下げてみました。

むーちんさんが住んでいたのはズバリ、上の写真の左側、一階が不動産屋とコインランドリーの入ったビルディングか、その隣か、はたまたそのお隣の牛丼すきやのビルなのか… 「どうだ参ったか」!…

福島県は南会津にある道の駅 番屋で青の二号を探しだせたのもこの調査能力の高さゆえ「あ～恐ろしやGIAのようです」… 「むーちさん当っていますか」？…

この辺りは現場への行き来でよく通っているし、事務所が近かいもんで牛丼のすき家にも昼飯を食べにきたことがあります。

むーちんさんがまさか おいらの大好きな若松家の近所に住んでいたとは.. 若松家は人情味あふれるおいちゃんとおばちゃんの中華そば店です、東北単身赴任から横浜にもどってきて、店はまちがいなくしまっているものだとばかり思っていましたが、まだやっていたんです。

齢８０近い夫婦が二人で…おいちゃんが作った料理をおばちゃんが自転車で事務所まで出前してくれるのです。 店はむーちん住まいの通りを挟んだ向かい側です、「あの親爺はこの店のカタヤキそばを食べたことがあるんだろうか」？…

むーちん住まいの調査も無事終了して、そのまま野毛の歓楽街を目指すつもりでいましたが、今後来ることもないであろう若松家で昼飯を食べてから野毛を目指すことにしました。

アサヒスーパードライの大びんを冷蔵庫から勝手に取りだし、プシュッっと栓を開けると、おいちゃんが、「どれでも好きなのをとっておくんな」なんて… それではザーサイの細切りを一つ…

グビグビッとやると「幸せだな～」なんて…

そのうち注文していたカタヤキそばが出てきて…「しまった.. こいつを食べてしまったら野毛の歓楽街に行けなくなるぞ、きっと」… 量よし味よし、おいちゃんとおばちゃんの人柄もよし、残すことなどできゃしません。

何が旨いって.. 麺はうまいし、あんかけだって、上にのった二枚の焼き豚が絶品で… これで普通盛りなんです。

時間をかけてやっと完食「野毛の歓楽街はまた今度にしよっと」…

若松家を後にして横浜にもある大通り公園を横切り…

サンマー麵発祥の店「玉泉亭」の前を通りぬけて、

今はすたれた伊勢佐木町商店街にある青江三奈の伊勢佐木町ブルースの碑の前までやってきました、上の写真の赤丸でかこんだボタンを押してみれば…

ポチッ… 「ジャ,ジャ,ジャ,ジャージャジャじゃじゃんじゃじゃんっ♪　あ～ん、あ～ん… あなた知～ってる♪　港横浜… ドゥドゥドゥ..ドゥビドゥバァドゥビドゥバ～♪」なんて　久しぶりにボタンを押してしまいました、観光客になりすまして… 　なんど聴いてもこのエロっぽさが堪りません。

青江三奈と別れて大岡川沿いを野毛の繁華街とは反対方向の京急黄金町駅まで、若松家のカタヤキそばとビールにやられてしまいました… 「もう何も入りましぇ～ん」…

大岡川を離れて敢えて京急ガードと平行する道を歩いてみました…

今でこそガード下は再整備されているけれども、１５年前まではすごいところだったんです… 「お兄さん、ねぇ～、お兄さん、二階、二階.. 休んでいかない」なんて…　あとはご想像におまかせします。

今日 ２６日の金曜日が桜満開と予想しておりましたが、まだちと早かったようです。

こんどの日曜,月曜日は春の嵐になるようですが、３０日の火曜日には散った桜の花びらが川面をピンクに染めているかもしれません… 「おっとその日がおいらの退職の日じゃねいかい、おいらも潔く散って空色に輝いてみせます」なんちゃって…

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