長節子.. いや、長節湖

2023年 北海道放浪（8日目）午後の部

海岸線を時計周りで襟裳方面に向かおうと思います。4日（金）か5日くらいに長節湖キャンプ場に来ませんか。←こんなメールを貰いましたが、長節湖.. 「なんて読むのよ、ちょうせつこ」？.. 「原節子なんて有名女優がいたけど」..

「どこにあるのよ」？.. 「わかりましぇん」.. .. ..

風の吹くまま気の向くままにただ彷徨うだけの浮き草暮らし、さそわれりゃどこだって行きます、予定にしばられた旅じゃないし..

そんなこんなで、まずは長節湖をグーグルマップで調べて、「了解..余裕のよっちゃん」.. 東京や大阪辺りの知らない町を歩くのは大変だけど、北海道の道は分かりやすくていいです。

鹿とネズミ捕りに注意して、スピードは控えめにブイブイ..

ちょうせつこは、前方を右折するようです。

道路標識に長節湖の文字を発見、 ちょぶしこ.. ちょうせつこじゃなかったようです、おかしいと思いました。

こんな看板が入り口に掲げられていて.. 「やばくねー」.. 熊も出没するみたいだし、外海と湖にはさまれた砂州のような地形で津波がきたら一巻の終わり..「来なけりゃよかったかと、ちと後悔」

長節湖キャンプ場に当着..

メールの主を発見.. たしか.. ぷーちんに似た名前の親爺で、「えっと.. 歳なもんで名前がちと」..「えっと、あの乞食小屋のようなものをトラックに積んで混浴露天風呂だ海岸線だなんていって車上生活を続けていた親爺の名前は」.. 最近ブログを書いていなかったから、どこかの道端かなんかでとっくに死んでいるもんだとばかり思っていました.. 「そうだむーちんだぞ」、ひと頃はブログの師匠なんて拝めていた時期もありましたが、生きていたとは思いませんでした。

テントの中をのぞいて見たなら.. おりました、むーちん師匠です。

突然のメールでブログを見てみれば、生きてはいたけど、最近死にかけたみたいで..

テントに入れてもらって、「たがいにそんな歳になってしまったなー」なんて.. 「ところで石岡さんは来るんですか」?なんて訊いたちょうどその時..

テントを覗く不審人物.. 髪は短め？で背は高め..

サイドに毛のあるあの頭は、「石岡のみっちゃんじゃね、三島さんではないようです」..

噂をすれば影などと申しますが、まさにそんな登場のしかたでした。

ブロガーが3人、あと2人来るそうなんですが..

そして、やってきたのが、

亜矢の先輩.. 島津亜矢を車体にまとったキャンピングカーの所有者の親爺先輩です。これより「親爺だよ全員集合」の始まりです。

宴会を始めるにはまだちと早いし.. その時、師匠が、

「横須賀君、ちょっと手伝ってくれ」なんてスコップと笊をもって湖岸の方へ..上の写真がその時の状況です。

言われるままについて行ったらどうもシジミを捕りたいみたいで.. その時思いました、「これじゃ魚が釣れるはずないわ」なんて、

案の定、潮の干満など関係なしにシジミが捕れると思っていた師匠でした。こんなことじゃ、 羅臼の野営場で自慢していたという釣った魚もまぐれで釣れた魚じゃないかと思いました。

亜矢先輩とむーちん師匠とは1年ぶりでみっちゃんとは3年ぶりの再会です、ブログつながりなのでいつもあっているような気がして違和感なく話せるところがおもしろいところか..

そして始まった夕食会、ほとんど亜矢先輩のゴチになってしまいました。

親爺4人と美熟女が1人、わいわいがやがやルンルンるん..

「石岡のみっちゃん、コンロを借りるよ」.. お湯割り用に湯を沸かします。

一年ぶりの青の居酒屋です、「いや～、外での飲食は最高だぞ」..「happy」！なんちゃって..

「皆さまご静粛に」.. この五島の芋焼酎は旅芸人のコッチさんからの差し入れです、グイグイといってください。これをあけたらn.aomori先輩からも1本差し入れがあります。

※コッチさんもn.aomori先輩もブログが縁でお知り合いになった方々です。

「むーちん師匠、何か一言お願いします」なんていったら.. 「コッチさんQ」..だそうです。

今回の集まりでうれしかったのは、亜矢先輩の奥さんが宝焼酎ハイボールを愛飲していたことでした。

「僕もそれ好きなんですよ」なんて言ったら、「あなたのブログで教わったのよ、この酎ハイは甘くないからいいのよ」なんて..

そしたら横からよけいな一言を入れたむーちん親爺、「亜矢の母さん、それやめた方がいいですよ、身体にも頭にも良くないみたいだから」「彼を見てればわかるでしょ」..

「ゲゲッ」..

そんなこんなで長節湖の夜は更けていったのでした。

8日目ルート地図↑Ⓐ襟裳岬 Ⓑ長節湖

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