ベッドの寝心地とカーテンの使い勝手を試すために一路 山形を目指しました…
とある町から旅に出るには阿武隈川に幾つか架かっている大橋のどれかを渡ることが多いです、今回は槻木大橋を渡りました。
二時間弱で、山形県は 上山市のスーパーお～ばんの駐車場に到着しました。
ひととおり食料などの調達を済ませて、あまりにお腹が空いていたもんで、出来たての温かいカツ丼弁当を駐車場で食べることにしました。「it’s good! ￥370でこのお味とは、お～ばん恐るべし」…
おーばんの駐車場出口を左折してかみのやま温泉駅を覗いてみました…
雪降る上山城第二広場へヴォクシーを駐車しました。これより温泉街で湯につかって、その後 地酒と肴を買う予定なんです。 上山城第一広場で車中泊をする予定ですが、温泉街へ出るのであれば 第二広場 のほうがずっと楽なんです。
時間が経つにつれて、雪がどんどん強くなってきました。
城から一番近い下大湯公衆浴場へ入ることに…
ガラガラッと引き戸を開けて、券売機に「大人一枚と… ￥150」「洗髪もと… 」￥300を投入して、コロコロッと￥50が転がり出て来ました。
番台のお婆～ちゃまから洗髪札をいただいて湯に浸かりました。「禿に洗髪札は異様じゃね～」…熱くてたいへんいいお湯でした。
温泉で温めた身体で雪の降る街を歩きました。「ちょうどいい涼しさじゃねいかい」…
阿波屋さんが閉まってしまうことが一番心配でした。「開いててよかった」…
「いらっしゃいませ」… 今日は店主の親爺さんでした。「雪まんまん、あるんですか」？…「これですが」…と冷蔵庫の中 の一升瓶 をさし示しました。「４合瓶はあるんですか」？「４合瓶 は酒屋には出てこなくって、旅館には出しているようなんですが、それも一流旅館じゃないと…」「へ～」… そんなことを話していると、奥から愛想のいいおばちゃんも出てきました。「洌（れつ）はありますか」？… 「洌はありますよ」と言って、親爺さんが冷蔵庫の中からとりだしてくれました。
そのやり取りを見ていた おばちゃんが「酒場放浪記の吉田類さんが美味しそうに呑んでいたのよ、このお酒（洌）を… あの人は、本当にお酒を美味しそうに呑むんだから～」… 「おばちゃん、その話は前回来た時もききましたぜ～」心の中でつぶやきました。
篠原精肉店にも寄って、「馬刺しありますか～」？ 「ありますよ～」「それじゃ80gほど」…
「￥1000になります」…
第二広場 のヴォクシーに戻ると、屋根とフロントガラスに雪が積もり始めておりました。第二広場にはトイレがないもんで第一広場へ移動することに…
第一広場へ移動して車中泊の準備を始めました
ヴォクシーのスライドドアに暖簾の目隠しを取り付けて…これを当分試してみます。
一通り車中泊の準備を済ませて、雪見の宴の始まりです… 馬刺しにサラダにメンチカツ。周りを固めるのは胡桃小女子と菜の花の辛し和え… 乾きものの小袋の豆菓子なども取り揃えております。発泡酒をク～ッといって、その後に冽をいただきました。 日本酒には胡桃小女子や菜の花あたりがいいんじゃないかと思いましたが… その通りでした。カーテンの隙間から街の灯りが見えます、夜が更けても街の灯りを遮るように雪が降り続いておりました。
「この雪じゃ、明日は籠城か～」…？ そろそろ寝るといたしましょう。
トイレで用を足して
ガラガラッとスライドドアを開けて
寝床につきました。凍死しないようにスリーシーズン用のシュラフに潜り込んで、その上からニトリの毛布を掛けることにしました。フロントに付けたカーテンもなかなかなもんです。後は寝心地です…どんなもんでしょうか。「それではおやすみなさい、また明日お会いしましょう」…
毎日のブログ更新はきついものがあります。通勤時間の無い東北のとある町の今ですら時に午前様になるしまつで、横須賀に帰ったらと思うと… ゾッとします。「下の60代オヤジや車中泊の旅のバナーのクリックをお願いいたします」 バナーをクリックしていただけることがブログ投稿パワーの源になるんです…ペコリ ペコリ
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