人生最後の通勤定期

人生最後になるであろう通勤定期を昨日買ってまいりました。三崎口↔黄金町　2021.4-8まで… なにげに寂しさがこみあげてはきましたが、「やったぜ！４月以降も８日までならば、中央酒場や、黄金町界隈の呑み屋へ呑みに行けるじゃないかい、仕事はせずに、開店一番乗りよ～」…などと得した気分にもなりました。

この定期券を手にするまでにすったもんだがあったのです、第一の問題は回数券にするべきか定期券にするべきかということでした。残りの通勤日数と有給休暇の残日数から考えて、定期券に分があることが我が勘ピューターと電卓を叩いた結果から割り出されて、定期券を買うことにしたのです。

昨日早引けをして横須賀中央駅の券売機で定期券の購入手続きをしたのですが、なんどやってもクレジットカードの暗証番号が合わなくって… 「お客様の暗証番号が違います、もう一度入力しなおしてください」…と表示されてしまうのです。６～７回ほど、並びを変えて４桁の数字を打ち直しましたが、埒が明かずに… 「どこか落ち着けるところで暗証番号を思い出せばいいじゃないか」と中央酒場へ入った次第です。

定期券購入に成功していれば、駅の立ち食いソバかなにかですましていたかもしれませんが…

暗証番号を思い出すためには、まずは頭に刺激を加えるために…「湯豆腐半分、からしは多めでお願いします」と… きたきた..きたきたきたきた… 鼻から抜けたからしの刺激が脳天に突きささりました...強烈な衝撃！です

ゴホッ..ゴホッツ..とせき込んでしまいました…「姉～さん、わるいけど鉛筆を一本」…

からしの衝撃に脳みそも活性化されたようで… 9663とでました、「そうだ９６６３だったんだ～」… 忘れないように割りばしの袋に書き留めました。その後肉入り野菜炒め定食を注文したんですが、ライスは無いということから、瓶のビールを注文せざるを得なかったということです。

中央酒場をあとにして駅の券売機の前に再び立ち、先ほど書き込んだ9663を打ち込もうとした瞬間に、そうだこっちが先だと… ４桁の数字がひらめいたのです。〇✖△６に#⃣を押すと… ピンポ~ン、正解でした。無事に人生最後になるであろう通勤定期の購入に成功したのです。いったい9663という数字は何処からでてきたのでしょうか…よくわかりません。三年間使わなかった京急ポイントカードです、暗証番号を忘れてしまうのも無理はないかと…

そんなこんなで買ったばかりの定期券をさっそく使って横須賀中央駅から三崎口駅まで電車に乗って家へ帰ったのです。そのあとホームセンターへ行って、トースターの差し込みを修理したのは昨日のブログに書いた通りです…　そして本日のブログは、届いていた郵便物のことを書いてお開きとなるのです。

まずは届いていた二通のハガキから説明させていただきます… 二通ともよこすか「地元のお店」応援券　結果通知と書かれております。横須賀応援券は横須賀市在住か在勤の方が一口¥10,000で購入すれば、協賛しているお店で¥12,500分の買い物が出来るというお得な券なのです、一人３口まで購入可能です。

一枚はおいら宛に２口分の引き換えが可能ですとの結果通知で、もう一枚は嫁宛ての２口分の結果通知なのです…¥40,000が¥50,000として使えるのです… ただし協賛しているお店で、そして期限は本年の12月末日までだったか… おいらが嫁の名で申し込んだので、４口分の権利はおいらの独り占めになるのです。労せずして¥10,000を儲けた計算になります。

現在月に１０回ほど通っている中央酒場も協賛店のひとつです。一回¥2,000ほど使っているので¥20,000/月の出費ですが、券を使えば月に１２回は行ける計算になります。おいらは月に１０回で結構毛だらけ、肴の量と質を上げるために申し込みました… こんな感じです→ 今までは「いわし刺しお願いします」… この券を使えば「シマアジ刺し貰える~」… いままでなら¥100をけちって少な目を付けて注文していたものも、「串カツ普通盛りで貰える」… なんて、高嶺の花だったシマアジ刺しやマグロ刺しが普通に注文できるようになるんです。地道に労働に励んだ40年、最後のご褒美だと思って大切に使わさせていただきます。